いつも後悔は後でするもの。

今日、娘を学校に連れてってやれなかった。
それでも健気に試験勉強をはじめる娘にほんとうにもうしわけなくおもう。

彼女はゴールデンウィークの直前に入院してやっと学校に復帰できて、でももう出席日数が足りなくて多分このまま進級できないだろうと思われるのだけれど、それでも母親に連れて行ってもらって学校に何とか通い始めている。

一日に2,3時間も、授業を受ければもう疲れて帰ってくるのだけれど、それでも彼女にとってはそれがいまの高校生活の全てだというのに、きょう私は母親の代わりに学校へ連れて行ってやることができなかった。

大病を患った娘の父親として好奇の目にさらされることを気に病んだわけではない。休み時間ごとに娘の安否を教室に見に行く労力を惜しんだからではない。
ただ、学校で授業中にもし娘の容態が急変したら冷静に対処できそうにない自分が怖かったのだ。

こんな臆病者で感情的な父を憎んでいいんだよ。その強い感情をもって少しでもながく生きていてほしい。

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